電子マネーの普及

電子マネーには、様々な形態のものがありますが、現在は、Edy（エディ）(注1)、Suica（スイカ）(注2)と呼ばれる電子マネーが広く普及しています。
これは、専用入金端末機やインターネット等を通じて、あらかじめICカードに金銭的価値をデータとして格納し、そのカードをコンビニエンスストアなどの支払端末機にかざすことで買物ができるほか、最近では、一部の機種の携帯電話の中にそのデータを格納し、携帯電話をかざして買物をすることもできるようになってきています。
注1.
Edy（エディ）は、ソニーファイナンスインターナショナル等が出資するビットワレットが管理するプリペイド型電子マネー・サービス。
注2.
Suica（スイカ）はJR東日本が管理するプリペイド型電子マネー・サービス

【電子マネーの実際】
電子マネーの実際として、EdyやSuicaのサービスを、ICキャッシュカードや航空会社のマイレージ・サービスカードに搭載した一体型ＩＣカードが発行されるなど、様々な形で電子マネー・サービスが提供されてきています。
2006年5月末現在、EdyまたはSuicaを搭載可能なカード等の発行枚数は、あわせて3,525万枚に達しています。

ICキャッシュカードとは

キャッシュカードの偽造防止対策として、「ICキャッシュカード」が注目されています。
ICキャッシュカードは、従来のカードの上に半導体のチップを搭載したもので、いわば超小型のコンピュータ付きカードといえます。
このため、カード上でデータの暗号化や複号等が可能なことから、偽造防止に効果が高いとされています。 

【ICキャッシュカードの実際】
海外では、欧州、特にフランスやイギリス等において、キャッシュカードのICカード化が進んでいるとされていますが、わが国では、全国銀行協会が、国際規格等を踏まえて、2001年3月に「全銀協ICキャッシュカード標準仕様」を制定しており、これに準拠して、都市銀行や一部の地方銀行において、「ICキャッシュカード」が発行されています。
なお、ICチップに格納できる情報量は、従来の磁気ストライプに比べて格段に大きいことから、「ICキャッシュカード」には、電子マネーやポイントサービスの機能を付加したり、データの保護に優れていることから、「生体認証」のための個人データを格納しているものもあります。
 

ローソン パス

ローソンパスとは、コンビニ大手のローソンが発行しているポイントカードのことです。
ローソンでお買い物をするとポイントが溜まるというシステムで、その内容は、税抜きの購入価格100円につき1ポイントたまります。
さらに精算ごとに、来店ポイント1ポイントがプラスされます。
VISA付きなのでローソンでのお買い物はもちろん、国内・海外の約2,000万店のVISA加盟店でご利用いただけます。
もちろん、その際もポイントがたまります。
ローソンでのカード払いなら、お買い上げポイントが2倍たまります。
例えばローソンで1050円(税込)をカード払いすると、来店ポイント1ポイントに加え、お買い上げポイントが10ポイントの2倍の20ポイント、合計21ポイントたまります。
ローソン以外のVISA加盟店でのクレジットショッピングでは、ご利用1,000円につき5ポイントたまります。
JALのフライト、ショッピングではJALマイルがたまりますためたローソンポイントとマイルが交換できます。
マイルにすれば、JALの往復航空券に交換したり、クラスのアップグレード、JAL IC利用クーポンにも交換できます。
ただし、タバコの購入や公共料金の収納代行、ロッピー関連のほとんどの支払い等、会計ポイントの対象とならない商品もあります。
会員価格やボーナスポイントがご利用でき、チケット先行予約もできます。
会員価格のマークがある商品は、割引価格でご購入いただけます。
例えば、LAQSON成分無調整牛乳1000mlなら30円引きになります。
プレンゼントやおトクな情報満載のメールマガジン・ローソンパス便もあります。
入会費・年会費は無料でお申込みも簡単です。
18歳以上の方（但し高校生は除く）はクレジット機能付きへのお申込みとなります。
ショッピングで、出光で、 ETCで、 家電量販店で映画館やテーマパークなどで使えます。
またコンサートなどのチケットは先行予約ができます。
映画館で 遊園地・テーマパークで コンサート・ステージ・スポーツ観戦などで使え、電気・電話・ガスなど公共料金のお支払いなど毎日の生活の中でもしっかり使えます。